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eワラントとは?

eワラント(カバードワラント、イーワラント)とは、オプションというデリバティブ(金融派生商品)を取り扱った投資です。eワラントは、投資理論が難しいため、投資初心者には敬遠されがち、というよりほとんどなじみがないのが実情です。プロの投資家が確実に稼いでいるのが、このeワラント、カバードワラントなのです。

eワラントとは何かを説明する前に、オプション取引とは 何かを理解しましょう。

日本では、日経225オプションが取引されています。オプション取引は、「権利」を売買する投資商品です。「売る」権利と「買う」権利を売買できますが、権利を「売る」ことは損失無限大という非常に高いリスクをとるため、個人投資家は通常「買い」の権利を行使するのが安全な投資です。

為替eワラントは、オプションの「買い」の権利だけを売買する投資商品です。さらに、通常のオプション取引に比べて少額取引ができる商品として投資家の間で密かに人気を呼んでいます。

ただし、eワラントはリスク管理に気をつけないと投資資金がゼロになる危険性もあるので、投資手法を間違えるとすべての資産を失うことになります。

ここでは、初心者が安全に投資できる為替eワラントの投資方法を解説します。

eワラントは少額投資が鉄則

eワラントは、「少額資金を大きく増やす取引」として使うのが鉄則です。必ず少額で取引します!まとまった投資資金、たとえば100万円とか1,000万円で絶対に勝負に出てはいけません。

昨年いちばん儲かったeワラントのひとつは、三井住友ホールディングスです。8月8日に買ったeワラントは、1週間後の8月15日には136倍の値段になりました。株式取引では、こんな大化けはありえません。たったの1週間での話です。

カバードワラント投資の最大の魅力は、値動きが大きいということです。ただしその分リスクも大きいです。投資資金が、136倍になることもありますが、最悪「0(ゼロ)」になることもあります。しかし、損失は限定されています。自分のお金の全額を失うのが最大損失で、借金が残るということはありません。FXのように追証(追加証拠金)が発生することもありません。

損失が限定されているのが、eワラントの最大の利点です。先に挙げた例で言えば、1万円が最高で136万円になるか、最低で0円になるかです。1万円が136万円になれば利益は135万円です。1万円が0円になれば、損失は1万円です。利益に対して損失は、ぐっと抑えられていますね。ところが100万円が136万円になれば、1億3千6百万円ですが、0円になれば損失は100万円です。eワラントが少額投資でなければならない理由が、お分かりですよね。

eワラントはオプションの一種なので、同じような特徴を持ちます。「買い」のメリットは、利益無限大・損失限定です。まさに、ローリスク・ハイリターンですね。

eワラントは、安いものなら1,000円以下でで買うことができます。ただし株式取引でも、極端に安い「ボロ株」に手を出すのが危険なように、eワラントも極端に安いものには手を出さないほうが安全です。目安として、1,000円以上(1eワラント価格で1円以上)で買うようにしましょう。eワラントは、リスクの目安が1〜4で表示されています。1がもっともリスクが低く、4がもっともリスクが高いです。

為替eワラントでリスクヘッジ

FX取引(外国為替証拠金取引)をしている場合、為替eワラントは、ヘッジ(資産防衛)手段として利用できます。

まず、eワラントのコール(C)とプット(P)の2種類があります。コールは為替レートが上がると為替差益が出ます。プットは為替レートが下がると為替差益が出ます。たとえば米ドルのコールとプットは、今後ドルが上がると予測するならコールを買い、ドルが下がると予測するならプットを買います。

為替相場に対して、単独でeワラントを売買して儲けることもできますがFXで為替取引をしているなら、eワラントを為替取引の保険目的、いわゆる為替リスクヘッジとして使うことができます。

FXでドル円(US/JPY)の買いポジションを保有しているとき、ドルが暴落すると大きな被害を受けます。レバレッジを効かせていればいるほど損失が膨らみますね。最悪のときは、マージンコール(追証)⇒強制決済などということもあります。このようなドル暴落のためのリスクヘッジとして、米ドルのeワラントを購入します。

eワラントは、満期日があるので、時間の経過とともに価値が減少していきます。また、権利行使価格の条件(コールならその日の為替レートが権利行使価格以上、プットならその日の為替レートが権利行使価格以下)を満たしている場合は、権利行使価格との差額分が本源的価値になります。この状態を、「In the Money(イン・ザ・マネー)」といい、満期日にこの状態であれば、eワラントはゼロにならず、当日為替レートで算出されたお金が戻ってきます。ただし、リスクヘッジの保険目的でeワラントを購入するときは、基本的に満期日まで待ちます。

リスクヘッジ目的でeワラントを買うときのポイントは3つです。

1.ドル安型(プット)を買う

2.権利行使価格は現在の為替レートに近いものを買う

3.満期は保険をかけたい期間で選ぶ

円安ドル高になったときは、eワラントを買わなかったほうが儲かりますが、リスクヘッジでのeワラントは「保険」です。自動車事故や火災に遭わなくても自動車保険や火災保険に加入して保険料を支払いますよね。これと同じで、もしものドル暴落が起こらなくても、起こったときの損害を最小限に抑えるために、為替eワラントとFX取引と併用するのです。満期保有が原則ですが、購入したeワラントで大きな利益が狙えるようなら利益確定して、引き続き保険が必要なら新たにeワラントを際購入すればいいでしょう。

eワラントの初歩的な使い方をマスターすると、FX取引のレベルも上がりますよ。

eワラントにかかる税金の確定申告

eワラントで得た利益には税金がかかります。eワラントの税金は確定申告で税務署に報告して納税します。eワラントの確定申告についての概要を説明します。詳しくは取引先の証券会社か国税庁の確定申告のページをご覧ください。

●税区分

途中売却は短期の譲渡所得、満期持ちは雑所得になります。外貨預金の為替差益や為替証拠金の為替差益、スワップ収入と同じですね。

●確定申告する利益金額

途中売却の場合は、「50万円以上」。満期持ちの場合は、「20万以上」

●他の投資損益との合算

株式取引(日本株と外国株の両方)は、合算しての確定申告は不可。FX取引での為替差益については満期待ちの分においては可能。

●取引手数料やeワラントの書籍、セミナーなどに支払ったお金の控除

eワラントの購入や売却の取引にかかった手数料は利益から差し引くことができます。eワラント投資のために購入した本や雑誌、投資セミナーの参加費用も経費に入れることができます。ただし領収書をそろえ、何か聞かれたときにきちんと説明できるようにしておいたほうが安心です。

eワラント取り扱い証券会社

eワラント(カバードワラント)を取り扱う証券会社は、以前は少なかったのですが、現在はかなり増えています。eワラント取り扱い証券会社としては、ゴールドマンサックスがいちばん有名です。

ここでは、eワラント初級者にも使いやすいeワラントのネット取引ができる証券会社を3つ紹介します。資料請求はもちろん口座開設も無料です。資料請求または口座開設すると、eワラントの詳しい資料も送られてきますので、今すぐに請求しましょう。

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